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台灣佳美工股份有限公司 ハイブリッドコンデンサ増産に向け、台湾南投県埔里鎮に延べ1148㎡の製品倉庫建設を計画。


PR その他 作成日:2023年10月19日

台灣佳美工股份有限公司 ハイブリッドコンデンサ増産に向け、台湾南投県埔里鎮に延べ1148㎡の製品倉庫建設を計画。

日本ケミコングループの世界全拠点のなかの中核的な製造・販売拠点である台灣佳美工股份有限公司(南投県埔里鎮隆生路87-1號、石野徹董事長)は、台灣佳美工事業所敷地内にハイブリット型アルミ電解コンデンサの増産に向け製品倉庫の建設を計画、大和ハウス工業による施工を決めた。倉庫稼働は二〇二四年秋頃。去る十月十九日、建設工事着工を前に施主、南投縣政府来賓、施工会社参列のもと、工事安全を願う地鎮祭が行われた。

台灣佳美では電子回路に欠かす事の出来ない各種コンデンサやチョークコイル等の精密電子部品の生産を行っている。新倉庫建設は、自動車や通信機器や回路部品などに多く使用されている「導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ」の増産を目的に建築、既存の製造棟内ある倉庫部部分を別棟化し、ハイブリッドコンデンサ製造設備を増設、高付加価値製品の供給確保と生産リソースの集中を図るものである。

台灣佳美工の石野徹董事長は「市場ニーズは近年変化し、昔のオーディオ関連、ゲーム機器、コンピュータ関係などから、現在は自動車関係部品が多くなってきた。我々も市場要求の変化に対応し、お客様に満足戴ける様、部品性能を常に変化させていかなければならない。今回の増産を図る製品はカーボンニュートラルに大きな貢献を果たす役割を備えたものでもあり、この製品を通して社会貢献活動に努めていきたい」と説明。

地鎮祭には関係者39名が参列。来賓として南投縣政府知事の許淑華、立法委員の馬文君、埔里鎮長の廖志城、南投県議会議員の黄世芳、施主側、日本ケミコン取締役の今野健一、顧問の横山廣幸、台灣佳美工董事長の石野徹、設計施工を担う大和ハウス工業総経理の堀竜治が鍬入れをおこなった後、関係者による玉ぐしを捧げて工事の安全を祈った。
今野取締役は、「台灣佳美工は、日本ケミコングループ全拠点の中核工場・販売拠点を担っている。新倉庫の建築に協力頂いた南投縣政府関係者各位に感謝を申し上げると共に、大和ハウス工業の方々には弊社の新倉庫建設に支援を頂いており、我社として絶大なる信頼を持っている。8ヶ月間の工事を無事故・無災害で進めて頂きたい」と挨拶した。


(完成図)