【台湾リチウムイオン電池市場調査】
2020年台湾リチウムイオン電池メーカーの売上規模は49億台湾元で、輸出額は全体の80%を占め、主な輸出相手先は中国である。近年、中国企業の台頭や価格競争の影響により、中国への輸出額が減少し、2017年までの売上規模はマイナス成長が続いていた。なお、東南アジアの電気自動車の発展と蔡英文総統の新南向政策(東南アジア向けの産業投資政策)の発効と共に、台湾電池の東南アジアへの輸出が成長し、2018年より売上規模が緩やかに回復している。
本レポートは政府系シンクタンク、業界専門家、電池メーカー経営者に取材し、リチウムイオン電池市場の現状と電池メーカーの発展計画を取りまとめた調査報告書である。
*目次*
<市場概要>
◎電池産業
・台湾電池産業の産業構成(川上・川中・川下の製品及び主要企業)
・台湾電池メーカーの売上規模と成長率(2010〜2020年)
・台湾電池のタイプ別市場シェア(鉛蓄電池、リチウムイオン電池、その他二次電池)
◎リチウムイオン電池産業
・台湾リチウムイオン電池メーカーの売上規模(2010〜2020年)
・台湾リチウムイオン電池メーカーの国内販売額と輸出額(2010〜2020年)
・台湾リチウムイオン電池メーカーの輸出相手国構成比と輸出額(日本、米国、マレーシア、中国、香港)
・台湾リチウムイオン電池のタイプ別市場シェア(三元系、リン酸鉄系)
・台湾リチウムイオン電池セルのメーカー別市場シェア(能元E-one、興能高SYNergy、昇陽Phoenix、長利C-Life、長泓Chang Hong、有量Amita、格斯GUS、台達電DELTA、蘭陽能源LYNO、迪吉亞DIJIYA、喬信J.S. Power)
◎リン酸鉄系リチウムイオン電池産業
・台湾リン酸鉄系リチウムイオン電池メーカーの売上規模(2010〜2020年)
・台湾リン酸鉄系リチウムイオン電池メーカーの国内販売額と輸出額(2010〜2020年)
・台湾リン酸鉄系リチウムイオン電池セルのメーカー別市場シェア(昇陽、長利、長泓、有量)
<主要参入企業>
◎台湾リチウムイオン電池メーカーの企業概要(計7社)
・基本情報:会社名、住所、資本金、設立年、従業員数、代表取締役、主要株主
・事業情報:主要製品、主要顧客、工場概算面積、工場周辺特徴、その他経営情報
1.能元(E-one)
2.昇陽(Phoenix)
3.興能高(SYNergy)
4.有量科技(Amita)
5.長泓(Chang Hong)
6.喬信(J.S. Power)
7.長利(C-Life)
*販売価格*
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(掲載日:2021年5月)
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