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台北の焼き肉店「京昌園」、弁当販売開始 市内飲食店内での飲食禁止受け


PR 飲食 作成日:2021年5月28日

台北の焼き肉店「京昌園」、弁当販売開始 市内飲食店内での飲食禁止受け

靜岡県創業60余年の老舗焼き肉レストラン「京昌園 延吉店」(台北市大安区)が5月26日、テークアウトとデリバリー用の弁当の販売を始めた。
台北市はコロナ警戒レベル3に伴い、5月24日から全面的に飲食店の店内での飲食を禁止し、テークアウトまたはデリバリーのみでの営業を行う条例を発表。


京昌園では、台北市がコロナ警戒レベルを3に引き上げた5月15日から3日間は事前に入っていた予約客の対応で店を営業していた。店側も客側も、すぐに規制緩和されるだろうと序盤は通常と変わらない様子だったが、新規感染者数が多い日が続き、1日7~8組の予約客がキャンセルするようになり、安全面も考慮して18日から休業していた。

台湾京昌園董事執行長の安藤肇さんは「昨年から防疫キャンペーンなどを行い、コロナの封じ込みが成功している反面、台湾全体の経済に影響があったので、お客さまにリーズナブルに焼き肉を楽しんでもらえるよう試行錯誤していた。今回はこれまでとは異なり、新規感染者数の増加が続き、警戒レベル3の期間も6月14日まで延期になったため、近隣の皆さまと共に助け合って生き残っていこう、という気持ちでリーズナブルな価格で弁当を販売することを決めた」と話す。近隣住民には販売開始前に試食してもらい、好評だったという。

商品は、京昌園国民弁当(NTD100元)、鶏豚盛り合わせ定食(NTD290元)、日本黒毛和牛特上カルビ弁当(NT580元)、日本黒毛和牛中落定食(NTD480元)など8種類の弁当を取り扱う。安藤さんは「冷めてもおいしく食べられるよう、スタッフが肉の焼き方にもこだわっている。コロナ禍で飲食店のみならず、業界問わず影響を受けている人にリーズナブルな価格で、自宅やオフィスで楽しんでいただければ」と利用を呼び掛ける。

台北市内はデリバリーも可能(配送費別途)。国民弁当は数量限定のため、前日17時までに事前電話予約が必要。

 

台北経済新聞