日本ではコレド室町テラスに店舗を構える台湾料理レストラン「フージンツリー(富錦樹台菜香檳)」の新店舗が4月6日、「春大直Chun Placeショッピングモール」(台北市中山区)にオープンした。
本店を台北市松山区富錦街に構える同店は、コレド室町テラス店に次ぐ3店舗目の出店。ショッピングモールへの出店は台湾国内では初となる。台湾料理店では珍しくオープンキッチンが特徴の同店。「入店するとすぐに味わえる開放感にこだわった」という。席数は60席で、大型個室2部屋も備え、大直の土地柄を生かした広々とした空間になっている。
新鮮なカニを使ったおこわ「鮮蟹海鮮麻油鶏おこわ」(NTD3,800元)と、24時間煮込んだだしに酸白菜や木綿豆腐、金華ハムと野菜、豚肉などを一層ずつミルフィーユ状に重ねた「富錦酸菜白肉鍋」(NTD1,800元)が同店限定メニュー。その他のメニューは本店と同じラインアップ。
ドリンクは「Bar Weekend」とコラボした青マンゴーを使ったカクテル「芒果青春ジンフィズ」(NTD450元)と「花果山上富錦樹」(カクテルNTD400元、モクテルNTD280元)を期間限定で用意する。
オーナーの呉羽傑（Jay WU）さんは「日本料理やフランス料理など、世界には多くのメジャーな各国グルメがあるが、台湾料理は世界で見るとまだメジャーな料理とは言えない。台南出身の自分自身が子どものころから慣れ親しんでいる台湾料理を、さらに磨きをかけ、世界に誇るワールドワイドな料理にできればと考え、日本人や外国人にも好まれるやさしい味にアレンジした。大直エリアにはファミリー層の日本人が多く住んでいるそうなので、お子さまからお年寄りまで、家族みんなで食事を楽しんでいただければ」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時30分～22時。定休日は同施設に準じる。
