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みずほと中経院が日台経済産業交流セミナーを開催


PR 保険&金融 作成日:2022年4月29日

みずほと中経院が日台経済産業交流セミナーを開催

みずほ銀行と中華経済研究院は28日午後、日台経済産業交流セミナーをオンラインで共同開催した。2022年3月に両者は経済産業調査分野における協力に関する覚書に調印しており、同覚書による連携の第一弾としての開催となった。

 

全体の内容は以下の通り。【第一部 サプライチェーンの強靭性と課題】∇「グローバルな潮流変化とサプライチェーンの在り方」(みずほ銀行 産業調査部 総括チーム 参事役 相浜豊氏)、∇「台湾における半導体産業とサプライチェーンの現状および展望」(中華経済研究院 副院長 王健全氏)、【第二部 電力需給とエネルギー構成の転換】∇「台湾の電力需給の現状と今後の展望」(中華経済研究院 諮問委員 梁啟源氏)、∇トークセッション「カーボンニュートラルとエネルギー構成の転換」(台湾綜合研究院 院長 吳再益氏/JERAエナジー台湾 董事長 田村晃一氏/台達電子 副総裁 蔡栄騰氏)

 

第一部 サプライチェーンの強靭性と課題では、王健全氏は「日台が協力して、日台間のみならず、第三国で第三世代の半導体の協力体制を構築することで、大きなチャンスが期待できる」と述べた。第二部 電力需給とエネルギー構成の転換では、梁啟源氏及び吳再益氏は、電力不足の課題と挑戦について触れ、台湾の2050年までのネットゼロ達成に向けたシナリオをシンクタンクの目線から解説。また、田村氏、蔡栄騰氏は、それぞれの企業のグリーンエネルギーに対する自社の取組みについて紹介した。

 

みずほ銀行と中華経済研究院は今後も連携して情報発信を行い、日台交流を促していく。同行担当者は「中華経済研究院が保有する知見・研究成果は、台湾に進出されているお客さまへの情報発信に大いに有益と考えている。今回のテーマ設定は、MOU締結前から議論してきたものだが、最近世界情勢の変化で多くのお客さまが関心を示されるテーマになったと思う。今後も取引先が関心を寄せる分野にタイムリーに情報を発信していきたい」と今後の連携について意気込みを語った。

 

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