16日、台湾永続能源研究基金会(TAISE)が開催する台湾企業永続賞の授賞式が開催された。
日系企業からは、松下電器、旭硝子、花王の3社が台湾十大永続典範外商企業賞を受賞し、ユニクロ、みずほ銀行の2社が台湾永続外商企業績優賞を受賞した。
外商企業部門では日本、イギリス、オランダ、シンガポール、ドイツ、ルクセンブルク、スイス、フランス、香港といった9つの国と地域が参加し、「本店のCSR政策に対する理解度と実施状況」「コーポレートガバナンス」「人材開発」「環境」「社会包摂」「バリューチェーン・サプライチェーン」「法令遵守等」といった項目で評価が行われた。
受賞した16社中、5社を日系企業が占める格好となり、単一の国・地域における受賞企業数では日本が最大となった。
台湾は2050年のネットゼロを表明しており、本年3月には国家発展委員会がロードマップを発表。9月には金管会がグリーンファイナンス3.0を発表するなど、政府が相次いで施策を打ち出している。
みずほ銀行の担当者は「先般、台湾では元大金控、中信金控、玉山金控、第一金控、國泰金控により金融機関の先行者連盟が発足したことに加え、グリーンファイナンス3.0が発布されたところであり、ネットゼロの達成に向けて金融機関の果たすべき役割は非常に大きいと認識している。先日、國泰世華銀行との間でWorkshopを開催したが、サステナビリティの分野においても日台での連携は非常に有意義だと再認識した。今後も台湾におけるサステナビリティ推進に注力する企業をサポートすべく、全力を尽くして参りたい。」と述べた。
(写真:みずほ銀行台湾営業部 Eric Lin部長)
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