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広三集団の曽正仁元総裁、上海で拘束


ニュース 社会 作成日:2008年9月4日_記事番号:T00010000

広三集団の曽正仁元総裁、上海で拘束

 
 台中商銀、順大裕などの企業の資金着服事件で懲役11年の判決を受けた後、中国に4年間潜伏していた広三集団の曽正仁総裁が8月末、上海市長寧区内のマンションで拘束されていたことが3日までに分かった。4日付工商時報が報じた。

 曽被告が台湾側の指名手配に基づき拘束されたか、中国での違法行為によって逮捕されたかは判明していない。今後は台湾側に身柄が引き渡されるかが焦点となりそうだ。

 曽被告が台湾側の指名手配に基づき拘束されたとすれば、中台双方の経済犯罪捜査協力における大きな進展となる。これまでは台湾で経済犯罪を犯した人物が中国に逃亡した場合でも、中国当局は中国の国内法に触れない限り、身柄を拘束しないのが通例だった。