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パンダ受け入れ、11月に直航便で来台へ


ニュース 社会 作成日:2008年9月4日_記事番号:T00010002

パンダ受け入れ、11月に直航便で来台へ


 台北市立動物園への受け入れが決定した、中国から台湾へ寄贈されるパンダ2頭(「団団」と「円円」)は、動物園側の提案により、パンダへの負担を考慮して11月末ごろに「直航専用機」で四川省成都市から松山空港まで輸送することが検討されている。台北市は局課を横断して「パンダ作業チーム」を結成しており、受け入れに万全の態勢をとる構えだ。4日付経済日報が報じた。
 
 パンダ専用機の運航には、中華航空(チャイナエアライン)と長栄航空(エバー航空)が名乗りを上げている。

 台北市立動物園の葉傑生園長によると、「団団」と「円円」が同園に設置予定の「パンダ館」で公開されれば、初年度は年間600万人以上の来園者が見込まれ、同園では混乱を避けるため入り口に整理券発行機を設置する計画だ。「パンダを見れる時間を1人3~5分に制限し、撮影禁止とする」という考えも示した。

 同園は来週、「パンダ館」作業員を初めて中国に派遣する。香港での実習後四川省へ向かい、「団団」「円円」に慣れてもらう。2頭とのコミュニケーションを円滑にするため、作業員は四川語も学ぶ予定だ。