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《新型肺炎》中研院実験室でデルタ株感染、作業手順違反か/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年12月13日_記事番号:T00100048

《新型肺炎》中研院実験室でデルタ株感染、作業手順違反か/台湾

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は11日、新型コロナウイルスの域内感染が確認された中央研究院(中研院)南港P3実験室(台北市南港区)の助手の20代女性(第1万6,816例)について、ゲノム配列が実験室で扱っていた変異株のデルタ株と一致したと説明した。指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は、実験室内のドアノブや机の上などの検査結果が陽性だったとした上で、女性は実験室で感染した可能性があり、市中感染とは関連がなかったと説明した。13日付聯合報などが報じた。

/date/2021/12/13/18p3_2.jpg中研院基因研究センター周辺の消毒を行った(10日=中央社)

 また陳・衛福部長は12日、中研院や疾病管制署の標準作業手順書(SOP)では、防護服を脱いでから手袋を外すと定められているところ、女性は11月中旬に実験用マウスにかまれた際、手袋を外してから防護服を脱いだ可能性があると指摘した。