中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）の荘人祥・報道官は14日、同日発表した新型コロナウイルスの海外から入境した輸入症例10人のうち、11月26日にカンボジアから入境した台湾籍の30代女性（第１万6,859例）は、入境後14日間の外出制限「居家検疫」措置終了後の、７日間の「自主健康管理」（手洗い、外出時のマスク着用、公共の場所への出入り自粛など）期間中に感染が確認されたと説明した。遡及調査の結果、15日、同じ防疫ホテルの同じ階で居家検疫措置を取っていた、米国から５日に入境した台湾籍30代男性（第１万6,870例）の感染が確認された。今後の調査の結果、ウイルスのゲノム配列が一緒であれば、女性（第１万6,859例）は域内感染に変更する可能性がある。聯合報電子版などが伝えた。
女性（第１万6,859例）は台湾入境後と居家検疫措置の終了時のＰＣＲ検査では陰性だったが、自主健康管理の期間中の12月13日に、喉の痛みがあったことから検査した結果、感染が確認された。Ｃｔ値は12。アストラゼネカ（ＡＺ）のワクチンを２回接種していた。
男性（第１万6,870例）の発症日は６日で、女性よりも早かった。Ｃｔ値は31と高い。
その他の接触者などに対する検査では、同居の家族４人を含む20人は陰性だった。２人が検査結果待ちで、13人は検体採取待ちだ。
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