自動車部品メーカー各社の５月の売上高は好調だった。
東陽実業は７億9,800万台湾元で、前年同期比成長率37.8％は業界首位。今後輸送費の高騰が予想されるため世界各地の顧客メーカーが発注を急いだこと、および稼働日数が多かったため５月は通常よりも輸出貨物船が１便増え、この結果が売上高に反映されたという。
台湾開億工業の５月の売上高は４億9,500万元で、昨年同期比32.3％増加。同社製品の品質はここ数年改善が進んでおり、ＣＡＰＡ（自動車部品認証協会）や車両盗難防止製品認証であるサッチャム（Thatcham）などの認証を受けている。
帝宝工業（デポ・オートパーツ）や堤維西交通工業（ＴＹＣブラザー・インダストリアル）も好業績で、今年の利益増が期待される。
