ニュース 社会 作成日:2021年12月21日_記事番号:T00100188
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は20日、新型コロナウイルスの域内感染が確認された中央研究院(中研院)南港P3実験室(台北市南港区)の助手の20代女性(第1万6,816例)について、複数の標準作業手順書(SOP)違反が原因で感染した可能性があるとする中研院の調査報告を発表した。21日付自由時報が報じた。
中研院の調査報告によると、▽「N95」規格マスクを着用せず、ゴーグルや二重の手袋も装着していなかった、▽動物実験を安全キャビネットの中で行わなかった、▽実験室を離れる際に手袋を外してから防護服を脱いだ──などのSOP違反があり、感染動物の飛沫や防護服などに付着していたウイルスから感染した可能性がある。中研院は問題の再発防止に向けてSOP順守の徹底などの改善策を講じる方針だ。
中央指揮センター指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は、23日に外部の専門家委員会を開き、2週間以内に結論をまとめると説明。伝染病防治法(感染症予防治療法)などに基づき、中研院に対して最大15万台湾元(約61万円)の罰金と期限内の改善を命じる方針だと表明した。
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