ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

自動車部品4社に特許侵害疑い、対米輸出差し止め


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2007年6月11日_記事番号:T00001002

自動車部品4社に特許侵害疑い、対米輸出差し止め

 米国際貿易委員会(ITC)は6日、台湾の自動車部品メーカー4社が、米フォードの小型トラックに関するデザイン特許(意匠登録に相当)を侵害したとして、4社に対米輸出を差し止める決定を下した。9日付経済日報が伝えた。

 問題となったのは、フォードの小型トラック「F─150」のデザイン。提訴されていたのは、堤維西交通工業(TYCブラザーズ・インダストリアル)、帝宝工業(デポ・オートパーツ)、耿鼎企業(ゴードン・オート・ボディー・パーツ)、昭輝実業(YCCパーツ)の4社で、輸出禁止品目はヘッドライト、バンパーなど7品目。裁定の効力はデザイン特許有効期間(14年間)満了まで。

 台湾自動車部品業界では、米国の自動車メーカーが今回の裁定を根拠に追加的な提訴に踏み切ることに懸念が高まっている。