ニュース 社会 作成日:2022年1月5日_記事番号:T00100404
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は4日、桃園国際空港の清掃員3人と防疫タクシーの運転手1人の計4人(第1万7,230例、第1万7,238~1万7,240例)の新型コロナウイルス域内感染について、感染経路は防疫タクシーの運転手(第1万7,240例)が乗せた、海外から入境した輸入症例の可能性があると指摘した。運転手が使用した桃園空港のトイレの清掃を担当していた清掃員(第1万7,230例)に感染し、さらに清掃員同士で感染した疑いがある。5日付自由時報などが報じた。
陳・衛福部長は4日午後、桃園空港を視察し、前進指揮所を設置すると発表した。衛福部付属医療・社会福利機構管理会(医福会)の王必勝・執行長が指揮を執る(4日=中央社)
運転手の話によると、昨年12月26日の乗客に台北市在住の輸入症例(第1万7,066例)がいたため、「自主健康管理」(手洗い、外出時のマスク着用、公共の場所への出入り自粛など)の対象となった。29日のPCR検査の結果は陰性だった。31日には桃園市在住の輸入症例(第1万7,167例)を乗せたため、再度、自主健康管理の対象となった。軽い咳(せき)が出たため、1月3日に検査を受け、4日に感染が確認された。Ct値は28.4。
運転手は基隆市在住で、桃園市にも部屋を借りていた。林右昌・基隆市長によると、運転手は雅房(間借りのワンルーム)に住んでおり、もう1室の雅房に住む男性は検査で陰性だった。桃園市の部屋で浴室を共有していた同僚2人は、普段会うことが少なく、自主健康管理の対象となっている。
一方で陳・衛福部長は、感染経路として、空港のターンテーブルのある区域のトイレの清掃を担当していた清掃員(第1万7,238例)から、同僚の清掃員に感染し、さらに防疫タクシーの運転手に感染した可能性もあると説明した。
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