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株価、9月第1週で10%下落


ニュース 金融 作成日:2008年9月5日_記事番号:T00010042

株価、9月第1週で10%下落


 5日の台湾株式市場は前日のニューヨーク株式市場の大幅下落を受けて、前日比105.35ポイント(1.64%)下落し、加権指数の終値は6,307.28ポイントとなった。9月に入って5営業日連続の下落で、この間の下落幅は738.83ポイント(10.48%)。馬英九総統が就任した5月20日に9,309ポイントだった株価は、3カ月半で3,000ポイントに下落した。

 台湾の株価は、世界的な景気後退、台湾元安の進行、陳水扁前総統の汚職疑惑に加え、馬英九総統が「633目標(経済成長率6%、1人当たりの平均所得3万米ドル、失業率3%以下)」の公約をほごにする発言をしたことで、市場への信頼感が後退したことが大きい。

 なお、馬総統の公約反故の失言が問題になった4日は1日からの下落幅がちょうど633ポイントとなったこともあって、馬総統の責任を問題視するメディアの論調が改めて高まった。