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そごう・中信金、台北101からの撤退が確定


ニュース 建設 作成日:2008年9月5日_記事番号:T00010043

そごう・中信金、台北101からの撤退が確定

 
 台北101ビルの賃貸料値上げに伴い、「101購物中心」2階の太平洋そごう「SOGO101」と5階の中国信託金融控股(中信金)が同ビルから撤退することが確定した。同ビルの陳敏薫董事長は4日、メディアからの質問に「撤退への対応は準備万全」と語った。5日付ヤフー奇摩新聞が報じた。

 陳董事長は、「長期にわたり賃貸契約を結んできたそごうと中信金の撤退が確定したが、空きテナントにはすでに腕時計、宝飾品業者進出の準備が進められており、国際的ブランドが売り場設置を検討している」と語った。

 腕時計、宝飾店はそごうが使っていた「101購物中心」2階の800坪に入る予定で、中信金に貸していた5階部分にも既に、国際的なブランド業者の問い合わせがあったという。

 陳董事長はまた、「今回の賃貸料値上げを機に、台湾初の『欧州系ブランドショッピングセンター』をコンセプトにしてテナントの調整を行いたい」と語った。