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力覇冬山セメント工場、初回競売は流札に


ニュース その他製造 作成日:2008年9月5日_記事番号:T00010044

力覇冬山セメント工場、初回競売は流札に

 
 力覇集団の経営破たんに伴い、傘下の冬山セメント工場(宜蘭県)の初の競売が4日宜蘭地方法院で行われたが、積極的に入札する企業がなく流札となった。2回目の競売は14日後、最低入札価格を5%、31億9,700万台湾元(約107億4,000万円)へと落として実施される。5日付経済日報が報じた。

 1回目の競売が不成立に終わった場合、2回目は最低入札価格を20%落とすのが慣例だが、5%にとどめたのは落札を希望する企業が、▽台湾水泥(台湾セメント)▽幸福水泥(幸福セメント)▽亜細亜水泥(アジアセメント)▽環球水泥(環球セメント)──など、約20社と多いため。  競売主である兆豊銀行は、「債権100%の回収は無理になったが、最低入札価格の減額幅は2億元に満たないので影響は小さい」とコメントした。