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台プラ6軽、省エネ・CO2削減に45億元


ニュース 石油・化学 作成日:2008年9月5日_記事番号:T00010050

台プラ6軽、省エネ・CO2削減に45億元

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)は第6ナフサプラント(通称6軽、雲林県)での省エネルギー・二酸化炭素(CO2)排出量削減に、2010年までに少なくとも45億台湾元(約153億円)を投入する。同年までに1日当たり25万トンの節水および550万トンのCO2排出量削減を目指す。5日付経済日報が報じた。

 第6ナフサプラントの用水量の設計値は1日当たり60万トンだが、台プラでは99年から08年にかけて既に多くの改善を行っており、現在1日21万5,000トンの節水に成功している。今後は節水量をさらに増やし、1日当たり用水量を34万5,500トンまで約42%低減する計画だ。

 第6ナフサプラントの拡張計画に関する環境影響評価(環境アセスメント)は7月、節水管理措置の追加、および同プラントのCO2排出量をさらに34万トン削減することを求められて差し戻された。台プラでは最近既に補完資料を提出済みで廃水のリサイクルで節水を図る考えだ。

 また、同グループは間もなく「環境白書および社会責任報告」を出版する。これは同グループとしては初めての試みで、王瑞華・行政中心副総裁自ら出版の指揮をとるほどの熱の入れようだ。