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《新型肺炎》桃園空港のクラスター、ヘルパー客先も同じ感染経路/台湾


ニュース 社会 作成日:2022年1月12日_記事番号:T00100530

《新型肺炎》桃園空港のクラスター、ヘルパー客先も同じ感染経路/台湾

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)医療応変組の羅一鈞・副組長は11日、桃園国際空港関連の新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)のうち、▽警備員(第1万7,414例)、▽手荷物カート作業員(第1万7,473例)の妻(第1万7,472例)がホームヘルパーとして働く家庭の3人(第1万7,416例、第1万7,470例、第1万7,471例)──の計4人は、オミクロン株のゲノム配列が、清掃員やカラオケ同好会「金嗓歌友会」の参加者らと一致したと発表した。感染経路が同じ案件と判断したと説明した。12日付自由時報などが報じた。

/date/2022/01/12/18chen_2.jpg指揮センター指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長(右)。指揮センターは現時点で、経済への打撃を考慮し、防疫レベルを第3段階(レベル3)に引き上げたり、飲食店での店内飲食を禁止したりする計画はないようだ(11日=中央社)

 11日時点のクラスターの感染確認者、39人のうち、オミクロン株のゲノム配列が一致した、または近かったのは13人となった。13人のオミクロン株のゲノム配列は、昨年12月24日に台湾に入境した輸入症例と同じか近く、この輸入症例から広がったとみられている。

 一方、防疫タクシー運転手1人(第1万7,240例)の、オミクロン株のゲノム配列は、13人や12月24日入境の輸入症例とは異なり、別の感染経路とされる。