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《新型肺炎》長距離路線の入境者PCR検査、一部便で陽性率10%超も/台湾


ニュース 社会 作成日:2022年1月12日_記事番号:T00100531

《新型肺炎》長距離路線の入境者PCR検査、一部便で陽性率10%超も/台湾

 11日午前0時から桃園国際空港で長距離路線の入境者に対し、到着時の新型コロナウイルスPCR検査で陰性と確認できるまで待機させ、陽性の場合は医療機関に直接移送する新たな制度が始まり、初日は58人の感染が確認された。桃園空港に設置した前進指揮所の指揮官、衛福部付属医療・社会福利機構管理会(医福会)の王必勝・執行長は、陽性率が一部の便で10%を超えるなど予想より高かったと指摘した。12日付聯合報が報じた。

/date/2022/01/12/18wang_2.jpg王・執行長(中左)は11日、検査を急ぐと表明した(11日=中央社)

 初日は▽ロサンゼルス、▽シアトル、▽サンフランシスコ、▽オーストラリア、▽イスタンブール、▽ドバイ──からの計8便、625人の入境者が検査の対象となった。このうち、陽性となったのは▽ターキッシュエアラインズ・イスタンブール便の14人、▽中華航空(チャイナエアライン)のシドニー便4人とロサンゼルス便3人、▽長栄航空(エバー航空)・ロサンゼルス便の5人、▽シンガポール航空・ロサンゼルス便の5人──など。

 12日午前到着の長距離路線は6便で、287人のうち16人が陽性だった。

 王・執行長は、14日前後が入境のピークとなり、1日当たり約4,200人余りが入境する見通しで、多くの感染確認が予想されると指摘した。