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マイクロン子会社、台湾企業と発注交渉


ニュース 電子 作成日:2008年9月5日_記事番号:T00010054

マイクロン子会社、台湾企業と発注交渉

 
 米マイクロン・テクノロジーのCMOSイメージセンサー部門、アプティナ・イメージングは10月3日付でマイクロンの子会社として独立する。同社は経営の独立に伴い採算性の向上が求められることから、台湾系のファウンドリーと接触し、発注先の多元化を進めようとしている。5日付電子時報が伝えた。

 アプティナは現在、イタリアにあるマイクロンの8インチウエハー工場で生産を行っているが、生産能力は限界に達している。このため、新たに台湾企業への生産委託を視野に入れている。年内にプロセス認証を終え、09年にも発注を開始したい構えだ。

 業界関係者は、アプティナの提携先として、台湾積体電路製造(TSMC)を候補に挙げている。TSMCは既にオムニビジョン・テクノロジーズと密接な関係にあるが、受託生産メーカーとしては同じタイプの製品に関し、他社からの受注を排除しないとみられるためだ。

 また、台湾のDRAMメーカーの中には生産継続が困難になる8インチウエハー工場が数カ所あり、アプティナによる検討対象となりそうだ。