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広達、東芝の18型BDノート受注か


ニュース 電子 作成日:2008年9月5日_記事番号:T00010059

広達、東芝の18型BDノート受注か

 
 東芝が18インチ型ディスプレイ採用のブルーレイ・ディスク(BD)ドライブ搭載ノートパソコン(ノートPC)を第3四半期中に発売し、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が生産を受託するとの観測が出ている。5日付工商時報が報じた。
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 今年初めに宏碁(エイサー)が発売した画面比率16対9の16インチおよび18インチ型ブルーレイノートが人気となり、「ブルーレイ陣営」の盟主ソニーもこれに追随している。東芝は「HD DVD」の推進を担ってきたが、DVD規格競争に決着がついた現在、大画面ノートPCの最も重要なメーカーの一つである同社がブルーレイノートに参入すれば、同製品の大画面化がさらに進むとみられる。

 広達は昨年、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)から東芝のノートPC生産を一部引き継いだ。今年は同社委託発注の5割以上を請け負い、東芝最大の受託メーカーとなっている。

 工商時報では、東芝は近年後退しているシェアを2010年までに現在の9%から15%に引き上げることを目標としており、台湾メーカーの研究開発(R&D)、企画、製造能力は貴重な戦力となると指摘している。