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《新型肺炎》桃園の西堤牛排クラスター、「まだ不発弾ある」=陳部長/台湾


ニュース 社会 作成日:2022年1月18日_記事番号:T00100630

《新型肺炎》桃園の西堤牛排クラスター、「まだ不発弾ある」=陳部長/台湾

 桃園国際空港での新型コロナウイルスの変異株、オミクロン株への感染拡大が飛び火した、桃園市中壢区の洋食レストラン、西堤牛排(テイスティー・ステーキ)中壢中山店関連のクラスター(感染者集団)について、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は17日、「まだ不発弾が必ずある」と述べ、7〜12日に中壢中山店で食事をした場合は、速やかに検査を受けるよう呼び掛けた。18日付聯合報などが報じた。

/date/2022/01/18/18taoyuan_2.jpg鄭文燦・桃園市長(中)は17日、職場や学校で新型コロナ感染が確認されれば、一律検査を行うと語った(17日=中央社)

 桃園空港関連の感染確認者と接触があった中壢区の聯邦商業銀行(ユニオン・バンク・オブ台湾)健行支店の行員らが、テイスティー・ステーキ中壢中山店を利用したのと同じ7日と、翌々日の9日に利用した客からは感染が確認されたが、8日の利用客からは確認されていない。陳・衛福部長は、オミクロン株は感染後、2日以内に周囲の人に感染させるようになるが、1日ではまだ感染力がない可能性があると指摘した。10〜12日の利用客の感染をまだ確認していないことについて、懸念を示した。

 陳・衛福部長は、オミクロン株の潜伏期間は比較的短く、海外の状況を参考に、検疫期間の短縮も検討すると述べた。

 一方、聯邦商業銀行健行支店は現時点で、これ以上感染は拡大しないようだとの見方を示した。