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「小三通」経由の台湾観光を開放、中国が発表


ニュース 運輸 作成日:2008年9月8日_記事番号:T00010078

「小三通」経由の台湾観光を開放、中国が発表

 
 中国国務院台湾事務弁公室の王毅主任は7日、中国人による「小三通」経由の台湾観光などを含む中台双方の住民の往来に関する5項目の開放措置を発表した。これは馬英九政権が先週、許可を受けた中国人旅行者やビジネスマンに対し、金門・馬祖経由の来台を開放する決定を行ったことに対応する措置。8日付聯合報などが報じた。
 
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 中国人に対しては、▽中台双方の許可を得た上での、金門島、馬祖列島、澎湖諸島経由の台湾訪問▽中国13省市の住民を対象とした金門島、馬祖列島、澎湖諸島観光および同地経由の台湾観光──について認める方針だ。

 このほか、台湾人の中国渡航時の旅券に当たる「台湾居民来往大陸通行証」(通称台胞証)についても利便性を高める。具体的には、▽これまでは有効期限ごとに切り替えていた台胞証の番号を、1人1番号に固定し、永久に同一番号とする(9月25日実施)▽台胞証取り扱い地点を拡大する(北京、南京、重慶、杭州、桂林、深圳を追加、10月20日実施)▽台胞証の再発行ができる公安機関出入境管理部門を拡大する(北京、天津、重慶、浙江省を追加、10月20日実施)──などだ。