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3%以下の優遇住宅ローン、不動産市場にてこ入れ


ニュース 建設 作成日:2008年9月8日_記事番号:T00010079

3%以下の優遇住宅ローン、不動産市場にてこ入れ

 
 行政院は景気対策の一環として、2,000億台湾元(約6,770億円)規模の利率3%以下の優遇住宅ローンを実施する方針を固めた。8日付工商時報が報じた。

 中央銀行による現行の住宅ローンは利率3.6%の高さが嫌気されて実施枠のうち1,191億元が未消化の状態だ。このため内政部の補助金によって利率を3%以下まで下げ、実施枠を2,000億元まで積み増す。また、台北市でローン限度額を現行の250万元から300万元に引き上げ、台北市以外でも250万元への引き上げを図り、利用意欲の向上を図る。

 内政部による利率引き下げのための補助金額は約40億元に上る見通し。同措置によって恩恵を受ける世帯は4万世帯に上るとみられる。