ニュース 医薬 作成日:2022年1月28日_記事番号:T00100831
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は27日、政府が米製薬大手ファイザーから調達した新型コロナウイルス感染症の経口治療薬「パクスロビド」の第1陣3,200人分が台湾に到着したと発表した。早ければ春節(旧正月、2022年は2月1日)前に患者に提供される見通しだ。28日付自由時報が報じた。
指揮センター専家諮詢小組(専門家諮問グループ)の張上淳・召集人によると、パクスロビドは▽重症化リスクがある、▽12歳以上、▽体重40キログラム以上、▽酸素吸入器を使用していない、▽発症から5日以内──の患者を対象に提供される。
台湾感染症医学会の王復徳・理事長は、臨床実験によりパクスロビドは入院していない高リスク患者の死亡率を大幅に引き下げることが分かっているが、1日に2度、5日間の服用を確実に完了しなければ、期待される効果が得られない可能性があると指摘した。
パクスロビドを確保したのは、アジアで韓国に続き2番目。台湾は、米メルクから調達した新型コロナ飲み薬「モルヌピラビル」約2,000人分も24日に台湾に到着しており、アジアで初めて新型コロナ治療薬2種を確保したことになる。
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