ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

聯発科、Q3売上高は25%増の見通し


ニュース 電子 作成日:2008年9月8日_記事番号:T00010084

聯発科、Q3売上高は25%増の見通し

 
 IC設計大手の聯発科技(メディアテック)は5日、8月の連結売上高が市場予測の90億台湾元を上回る94億5,400万元(約320億円)となったと発表した。第3四半期売上高の前期比成長率目標も8~10%から22~25%に上方修正された。BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国)など新興市場における7~8月の携帯電話販売が予想を上回ったことが理由だ。6日付経済日報が報じた。

 聯発科の8月の売上高は前期比10.1%増で単月の今年最高となったが、9月は91億8,000万~98億6,000万元と、最高で前月比4.3%増加すると予測している。9月は中国の10月の連休シーズン需要向けの発注が増えていることが、好調が続く理由だ。また第3四半期累計も272億1,800万~278億9,800万元となり、単期としては今年最高となる見通しだ。

 聯発科の第3四半期売上高目標の上方修正は、川上のファウンドリーや後工程のパッケージング・テスティング(封止・検査)メーカーへの発注増を意味しており、台湾積体電路製造(TSMC)、聯華電子(UMC)、日月光半導体(ASE)などの生産能力利用率向上に貢献するとみられる。