中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）は３日、新たに新型コロナウイルス域内感染22人を発表した。

　内訳は、▽桃園市の物流会社関連、２人、▽桃園市の幼稚園関連、１人、▽１月15日に中国から入境した輸入症例（第１万9,042例）の接触者、４人、▽高雄港関連、９人、▽宜蘭県の長栄鳳凰酒店礁渓（エバーグリーン・リゾートホテル礁渓）から広がった高雄市の感染者関連、６人──。

　鄭文燦・桃園市長は３日午前、桃園市大渓区の物流会社、日翊文化行銷のクラスター（感染者集団）は累計15人となったと説明した。

　全家便利商店（台湾ファミリーマート）は３日、子会社の物流会社、日翊文化行銷が桃園市政府から操業停止を命じられ、一部配送が遅延すると謝罪した。

　輸入症例（第１万9,042例）は、入境後14日間の外出制限「居家検疫」終了後に桃園市に戻り、７日間の「自主健康管理」（手洗い、咳エチケット、朝晩の検温、外出時のマスク着用、公共の場所への出入り自粛など）期間の２月１日に感染が確認され、検査の結果、家族４人も感染していた。

春節連休100人、高雄市の感染拡大

　１月29日からの春節（旧正月、2022年は２月１日）連休の域内感染は累計100人となった。うち高雄港関連が累計26人、エバーグリーン・リゾートホテル礁渓から広がった高雄市の感染者関連（大寮区の諾貝爾幼稚園など）が累計24人で、連日感染が確認されている。
 

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