瀚宇彩晶（ハンスター）は、８月の中型パネル出荷枚数が、前月比64.5％増の161万枚に上った。８日付電子時報が報じた。
周定輝同社総経理は先日、第３四半期の中型パネル出荷目標を500万枚と設定した。７～８月の出荷枚数は単月で５割以上成長しているが、合計は約260万枚に過ぎず、目標達成は難しそうだ。
同社は昨年中旬から、第５世代生産ラインの一部を中型パネルに振り分けている。第３四半期は中型パネルに生産能力全体の２割を割き、ガラス基板の投入枚数を２万5,000枚とする計画だ。
同社の８月売上高は、パネル価格下落の影響を受け、前月比2.9％減の48億500万台湾元（約160億円）だった。大型パネル出荷枚数は、前月比4.3％増の129万7,000枚だった。
