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中国商務省、中台間のCEPA推進に言及


ニュース その他分野 作成日:2008年9月9日_記事番号:T00010096

中国商務省、中台間のCEPA推進に言及

 
 中国の姜増偉商務次官は8日、福建省アモイ市で開かれた中国国際貿易商談会で講演し、中台間の経済協力制度の構築を呼び掛け、香港と中国本土が結んでいる経済貿易緊密化協定(CEPA)のような協定を結ぶべきだと提言した。9日付工商時報が伝えた。

 姜次官は商談会に合わせて開かれた「両岸経済貿易合作発展フォーラム」で「両岸(中台)の経済交流は新たな歴史的機会に直面しており、双方はその勢いに乗って、両岸経済の融合をさらに進めるべきだ」と強調した。

 その上で、姜次官は▽馬英九政権が進める「愛台12建設プロジェクト」への中国企業の参加▽両岸の経済貿易関係正常化により、台湾で生産されていない製品を台湾に優先供給▽両岸経済協力の制度化を進め、CEPAに似た枠組みを構築する──などを提案した。中台間のCEPAに関しては、今年3月に中国の陳徳銘商務相も言及している。

 このうち、愛台12建設プロジェクトへの中国企業の参加について、姜次官は「実力がある有力大企業を選び、投資を行いたい」と述べた。