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寰宇集団とJDC、南港再開発で提携


ニュース 建設 作成日:2008年9月9日_記事番号:T00010099

寰宇集団とJDC、南港再開発で提携

 
 都市再開発の企画設計を主な業務とする寰宇集団と、日本国土開発(JDC)が8日、寰宇集団の開発案について建設をJDCに委託することで提携契約を結んだ。寰宇集団は、今後JDCの建設技術を借りて開発能力の向上を図りたいとしている。今回の戦略提携による最初の開発案は、台北市南港区三重路8,700坪の再開発となる。9日付経済日報が報じた。

 寰宇集団の劉瑞麟総裁は、「都市再開発は用地取得後、優秀な業者に建設を委託する必要がある。JDCとの提携により建設の品質およびアフターサービスの向上が見込める」としている。

 一方JDCの柴山照男台湾支店長は、「土地が狭くて人が多い。地震も多く建築物に対する安全面での要求が高い」と日本と台湾の類似性を挙げ、「専門性の高い当社の建設技術を活用し、台湾の再開発市場に参入したい」と抱負を語った。

 寰宇集団の陳根恩執行副総経理によると、同集団は近年、台北市信義路の42階建て複合ビル、台北市新生北路の「梵帝崗住宅大楼」、台北羅斯福路24層階建て複合ビルなど相次いで開発案をまとめており、今後建設業への需要が大きく増えるとみられる。