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太陽電池、来年の契約価格10%下落か


ニュース その他製造 作成日:2008年9月9日_記事番号:T00010104

太陽電池、来年の契約価格10%下落か

 
 太陽電池大手、益通光能(イートン・ソーラー)の蔡進耀総経理は8日までに、2009年の契約価格は5~10%下落するとの見方を示した。ただ、原材料となる単結晶シリコンの供給増が見込まれるため、同社の粗利益率には「影響はない」と述べた。9日付電子時報が伝えた。

 同社に寄せられた09年分の発注は300メガワットピーク(MWp)以上に達し、既に生産目標の240~300MWpを超えた。ただ、契約価格はスペインでの太陽光発電に対する補助縮小、顧客のコスト削減の動きなどもあり下落は避けられない見通しだ。

 蔡総経理は「08年は非結晶シリコン薄膜太陽電池の受注が好調で、成長可能性が見て取れる」としたが、世界的に生産拡大のペースが速すぎ、供給過剰に陥る可能性もあると指摘した。