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豊興の鉄筋価格、さらに1千元値下げ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年9月9日_記事番号:T00010113

豊興の鉄筋価格、さらに1千元値下げ


 鉄筋大手、豊興鋼鉄は9日、1トン当たりの鉄筋価格を1,000台湾元値下げし、2万2,500元(約7万6,300円)とした。今月1日にも2,000元の値下げを行っており、同社の6月からの値下げ幅は既に30%を超えている。このほか形鋼価格も1トン当たり1,000元値下げして2万5,000~2万5,200元とした。スクラップ鋼の買取価格は同1万900~1万1,600元を維持する。9日付経済日報が報じた。

 業界関係者によると、6月初めに3万2,500元の史上最高価格を記録した豊興の鉄筋は、需要低迷と原料在庫の増加を受け、その後一貫して下落しており、最近の4週連続の値下げによる下げ幅は6,000元に達している。

 また、スクラップ鋼買取価格については最近、韓国の買い手が日本からのバラ積み鉄スクラップの輸入価格を引き上げるなど、アジアで相場の上昇がみられること、および域内価格は国際価格よりも低いことから、豊興は今回は現状維持とした。