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エイサーの低価格ノート、来年は1500万台目標


ニュース 電子 作成日:2008年9月9日_記事番号:T00010116

エイサーの低価格ノート、来年は1500万台目標

 
 宏碁(エイサー)は、低価格ノートパソコンAspire One(アスパイア・ワン)の販売が好調で、同社の王振堂董事長は9月の出荷量が100万台の大台を突破するのは確実との見通しを示した。今年は700万台、来年は1,500万台の出荷を目指す。9日付工商時報が伝えた。
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 王董事長は先週、同機種の販売状況を視察するため日本を訪れた。日本では発売から10日で2万台を売り上げ、滑り出しに満足したという。

 今年の出荷目標は当初500万~700万台のレンジに設定していたが、社内では当初はレンジ下限の500万台程度を予測する見方が優勢だった。しかし、第3四半期の販売急増を受け、出荷目標は700万台に設定された。第3四半期の販売台数は200万台を超える見通しで、ライバルの華碩電脳(ASUS)によるEee PCの予想販売台数180万台を上回る可能性が出てきた。

 同社は市場全体で来年の低価格ノートパソコンの販売台数が5,000万台に達すると予想している。

 エイサーと華碩はいずれも低価格ノートパソコンを主力商品に据えており、王董事長は「(華碩)との良性競争はプラスで、ダブルA(エイサーと華碩)は最もチャンスに恵まれている」との認識を示した。