ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

友達・華映の汚水問題、監察院が調査へ


ニュース 電子 作成日:2008年9月9日_記事番号:T00010118

友達・華映の汚水問題、監察院が調査へ

  
 監察院は9日、友達光電(AUO)と中華映管(CPT)の工場排水が桃園県と新竹県を流れる河川の霄裡渓を汚染していると地域住民が訴えている問題について、住民の陳情に基づいて行政対応が適切か否かの調査を行うと発表した。9日付工商時報が報じた。

 霄裡渓は龍潭郷から新竹県新埔郷まで、全長16キロの鳳山渓の支流だ。龍潭郷三和村の住民によると、2001年以降上流地域で華映と友達の工場が相次いで建設され、廃水が霄裡渓に流された結果、コイが大量死したり、付近の田が汚染されるなど深刻な被害が起きるようになった。三和村の住民は行政院環境保護署(環保署)や桃園県政府に是正指導を求めたが、「廃水基準に合致している」という回答でこれまで対策はとられていない。 

 このため、住民は監察院に陳情。監察院は環保署や桃園県政府が、この問題への対応で行政の過失がなかったかどうか調査を進める。