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「虎騒動」解決、羊殺しの犯人は野良犬


ニュース 社会 作成日:2007年6月12日_記事番号:T00001012

「虎騒動」解決、羊殺しの犯人は野良犬

 台北県林口郷嘉宝村の養羊場で8日羊10匹がかみ殺されているのが見つかり、インドネシア籍の外国人労働者の女性が「虎を目撃した」と語ったことから、一時は周錫?県長が陣頭指揮をとっての山狩りまで行わる騒ぎになった。しかし11日早朝、同じ養羊場で白い野良犬が羊14匹をかみ殺した現場が目撃され、わなによって捕獲されたことで「虎騒動」は収まった。

 捕獲された白犬は小型犬で、体長は約50センチ。ぶるぶると震えておびえていたため、県農業局の職員らは本当にこの小さな犬が14匹もの羊をかみ殺したのか疑問に思った。しかし、襲われた羊の傷口を詳細に調べた結果、虎の咬み跡ではないことが判明しており、羊を襲っている現場が目撃されたことから、虎などではなく、野良犬のしわざだったと結論づけられた。

 この野良犬はもともと住民の飼い犬で、遺棄されて野生化してしまったものだという。現場では野良犬の捕獲作業が続けられており、12日午前も新たに2匹を捕えられた。林口郷では野良犬の数が年々増加しているという。