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半導体設備の調達、来年日本超えを予測


ニュース 電子 作成日:2008年9月9日_記事番号:T00010121

半導体設備の調達、来年日本超えを予測

 
 国際半導体製造装置材料協会(SEMI)のスタンレー・メイヤー総裁兼CEO(最高経営責任者)は8日、台湾の半導体設備市場は来年53%成長して103億2,000万米ドル規模に達し、日本を抜いて調達規模で世界一になるという予測を示した。8日付工商時報などが報じた。

 メイヤー総裁は、台湾では今後2年以内に12インチウエハー工場7基の建設が計画されており、12インチウエハーの月産能力は今年の70万枚から2年以内に120万枚に拡大して世界最大となると指摘。こうした設備増強のための投資が増加するとした。

 メイヤー総裁はさらに、半導体設備の世界市場規模は来年、今年の340億米ドルから13%増の386億米ドルに達し、台湾メーカーが全体の40%を占めるという見通しも示した。

 これらの見解は9日からの半導体製造装置・材料の国際展示会「セミコン台湾2008」の開催を前に行われた記者会見で示された。