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台湾の投資環境、世界ランク5位に上昇


ニュース その他分野 作成日:2008年9月10日_記事番号:T00010132

台湾の投資環境、世界ランク5位に上昇


 米ビジネス環境リスク評価会社、BERI社が9日発表した、世界主要50カ国・地域を対象にまとめた今年2回目の「投資環境評価報告」で、台湾の投資環境は日本と並んで世界第5位(総合評価73ポイント)と評価され、前回よりも順位を1ランク上げた。アジアではシンガポール(77ポイント)に次いで2位となった。10日付経済日報が報じた。
 
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 評価の対象となる各項目のうち「政治リスク」は、総統選が終わり中台関係の雪解けが進んでいることから、ランクを2つ上げ、世界では9位、アジアでは2位の高い評価を受け、日本、中国、韓国を上回った。

 世界的なインフレ傾向や米政府系住宅金融機関2社の信用不安問題による影響が懸念される中、台湾は「物価の安定」が世界8位、「経済成長」が同9位と共に10位以内に入り、まずまずの評価となった。

 「為替リスク」では、台湾は世界5位、アジアでは世界1位の日本、同4位のシンガポールに次いで3位となり、世界8位の中国、同12位の韓国を上回った。

 BERI社の予測によると、台湾の投資環境は今後も持続して改善され、5年後は評価ポイントが75点まで成長するとしている。