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ネット広告市場、今年は1けた成長に落ち込みか


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年9月10日_記事番号:T00010138

ネット広告市場、今年は1けた成長に落ち込みか

 
 今年のインターネット広告の市場規模は、昨年末時点では20.8%の成長が予測されていたが、実際には半分以下の1けた成長となる恐れがある。10日付電子時報が報じた。

 台北市網際網路広告・媒体経営協会(IAMA)の張志弘理事長によると、第1四半期は立法委員選挙と総統選挙があったため、テレビや新聞での広告が増えた。第2~3四半期は、物価高騰や株価下落などで消費意欲が冷え込み、企業の広告予算が削られた。不動産、自動車、旅行などの業種での広告量削減は今後も続くと予想している。

 ウエブサイト上に広告主サイトへとリンクした広告画像を貼る「バナー広告」は、不動産、自動車業界で多く利用されるため、成長は期待できない。従来予測では、昨年の33億6,000万台湾元(約113億円)から16.1%拡大となっていた。

 一方、インターネットの検索エンジンに入力されたキーワードに関連する広告を検索結果に表示する「キーワード広告(検索連動型広告)」は、比較的好調だという。従来予測は、昨年の15億9,000万元から30.8%増だ。