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力麒建設、台中市「7期再開発区」に進出


ニュース 建設 作成日:2008年9月10日_記事番号:T00010139

力麒建設、台中市「7期再開発区」に進出


 「小さくて美しい」をうたい文句に台北市での住宅建設に注力してきた力麒建設が、経営多角化の一環として台中市の副都心開発地域「7期再開発区」での事業に手を広げる計画だ。郭淑珍総経理は9日、「景気の調整局面を迎え、当社は今後、『小さくて美しい住宅路線』を堅持するだけでなく、下水道事業や観光レジャー分野にも参入する」と語った。10日付工商時報が報じた。

 力麒は既に台中市「7期再開発区」の新市政中心エリアに約426坪の土地を購入しており、来年上半期にも開発プロジェクトに着手する考えだ。

 また同社は現在3件のBOT(建設、運営、譲渡)案件を抱えており、そのうち傘下の緑山林開発事業が請け負う高雄市楠梓区の下水道工事は、来年4月に工事が完了し、正式に利用が開始され、同じく傘下の東山林開発事業が請け負う宜蘭県羅東鎮の下水道工事も来年5月に完成予定だ。

 また郭総経理によると、今後1年間に少なくとも10件の予約販売住宅の建設が相次いで完成を迎える予定となっている。これらは100%売却済となっており同期間は入金が続くため、利益が創業以来最高となる見込みだ。