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改正農漁会法、再審議否決で成立


ニュース 政治 作成日:2007年6月12日_記事番号:T00001014

改正農漁会法、再審議否決で成立

 立法院は12日、行政院による農漁会法(農漁協法)改正案の再審議提案について投票を行い反対115票で否決。これによって農漁会法改正案の成立が決まった。

 農漁会法改正案は、刑事裁判の2審で実刑判決を受けた農漁会総幹事を解雇するとした現行規定を緩和して、3審を含む判決が確定した時点で解雇するという内容で、国民党、親民党などの賛成多数でいったん成立している。これは、農漁会総幹事に野党支持の実力者が多いとされるため、来年の総統選挙に向けた野党のあめ玉作戦とみられている。

 これを問題視した民進党政権は再審議を提案したが、 農会関係者は、「行政院と民進党は農会に汚名を着せようとしている」などとして、昨日11日には全土の農会関係者数千人が台北市中心部で抗議デモを行っていた。
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