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台湾セメント、広東省に新工場設置へ


ニュース その他製造 作成日:2008年9月10日_記事番号:T00010142

台湾セメント、広東省に新工場設置へ

 
 台湾水泥(台湾セメント、台泥)は8日、香港上場の子会社、台泥国際を通じて、中国広東省韶関市曲江区と投資意向書を交わした。36億人民元(約565億円)を投じ、年産900万トンのセメント工場を建設する計画で、年生産額は30億人民元となる見込みだ。10日付蘋果日報が報じた。

 台泥の黄健強副総経理は、同地は、▽原料の石灰岩が豊富▽水路が発達している▽市場に近い──ことから商機が見込めるとし、新たな主力生産拠点の一つとしたいと語った。

 台泥は華南エリアを中心に中国展開を進めている。広東省東英徳工場の第2期拡張工事が完了し、広西チワン族自治区の貴港工場が稼働すれば、年産能力は華南最大の2,460万トンとなる見通し。2010年には4,055万トンまで引き上げる計画だ。