ニュース 食品 作成日:2008年9月10日_記事番号:T00010143
台湾系食品大手の中国旺旺(ウォント・ウォント・チャイナ)は9日、台湾預託証券(TDR)の発行で1億米ドル程度を調達する計画を公表した。蔡衍明同社董事長は「今後台湾で観光業、ホテルなどへの投資を拡大したい」と述べた。10日付蘋果日報が伝えた。
中国旺旺は中国でせんべいなどの代表ブランドとして知られる台湾系企業で、今年3月に香港上場を果たした。台湾でのTDR発行に向けては、今月中にも正式な申請を行う予定で、馬英九政権発足後初めて、中国に進出した台湾企業が回帰上場するケースとなる見通しだ。
中国旺旺は既に台北市内に神旺大飯店(サン・ウォント・ホテル)と神旺商務酒店(サン・ウォント・レジデンシズ)を展開している。今後は美容医療を組み込んだメディカルツーリズムへの進出を有望視している。
同社の朱紀文財務長は「香港上場で多くの資金を調達し、手持ち現金は5億1,700万米ドルに達する。われわれは資金力が豊富で、台湾でのTDR発行は純粋に台湾への愛情を示すものだ」と述べた。
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