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聯源光電、多結晶シリコンに参入


ニュース その他製造 作成日:2008年9月10日_記事番号:T00010144

聯源光電、多結晶シリコンに参入


 聯華電子(UMC)系列の聯源光電は、太陽電池の材料となる多結晶シリコンの生産を目指す。薄膜太陽電池に参入する聯相光電(ネクスパワー・テクノロジー)と並行して、聯華電子は多結晶シリコンと薄膜太陽電池の2大分野に参入を図ることになる。10日付経済日報が伝えた。
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 聯源光電は太陽電池生産用のガスを生産する聯華気体のほか、欣興電子(ユニマイクロン)など聯華電子のグループ企業の出資で今年5月に設立された企業で、資本金は5,000万台湾元(約1億7,000万円)。一連の動きは、聯華電子グループが太陽電池の川上部門を重視している表れといえそうだ。

 太陽電池の普及に伴い、多結晶シリコンは供給不足が表面化しており、益通光能(イートン・ソーラー)が日本のエム・セテックと提携したほか、緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)が中国の神舟硅業と合弁で内モンゴル自治区に工場を設置するなど、台湾企業による参入の動きが活発化している。