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佳能のデジカメ、出荷目標またも下方修正


ニュース 家電 作成日:2008年9月10日_記事番号:T00010147

佳能のデジカメ、出荷目標またも下方修正


 デジタルカメラ大手、佳能企業(アビリティ・エンタープライズ)の曽明仁総経理は9日、デジカメの通年出荷目標を従来の1,500万台から、1,400万台に下方修正した。同社は3月にも1,600万~1,800万台からの下方修正を行っており、半年の間に2回目の引き下げとなる。10日付蘋果日報が報じた。

 曽総経理によると、日本や欧米向けで出荷台数や平均販売価格(ASP)の下落、高価格機種から低価格機種への需要のシフトが見られるという。平均販売価格は今年、12~14%下落した。

 第2四半期の出荷台数は、前期比14.7%増の321万2,000台だった。第3四半期は前期比25%増、第4四半期は前期並みと予測している。

 来年の出荷台数は15~25%の成長が見込め、平均販売価格も下落しないという。今後の主流製品として、▽1,000万~1,200万画素▽光学3~5倍ズーム▽手ぶれ防止機能搭載▽2.7インチ以上のディスプレイ▽本体の厚さ2センチメートル以下▽金属ボディ──などの条件を予想、同社には独自の手ぶれ防止技術があることから受注が見込めると指摘した。