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予算案成立で建設的妥協、馬英九氏が呼び掛け


ニュース 政治 作成日:2007年6月12日_記事番号:T00001015

予算案成立で建設的妥協、馬英九氏が呼び掛け

 中国国民党(国民党)の総統選挙候補者、馬英九前党主席は11日、2007年予算案と中央選挙管理委員会組織法案の審議を加速化させるため、与野党双方に建設的妥協を呼び掛けた。

 立法院の会期があと数日となる中、馬氏は「国民党がまず譲歩し、予算案を先に通過させるべきだ。ただし民進党は議事進行を妨害し、国会を空転させることなく、中央選挙管理委員会組織法案の審議に応じるべきだ」と指摘した。

 半年間にわたり審議が難航してきた予算案が、馬氏の呼び掛けをきっかけに今会期内に成立するか注目される。

 しかし民進党は、「中央選挙管理委員会の委員は全員、与野党の議員団の推薦による人物から行政院長が指名しなければならない」という国民党提案の中央選管組織法案について、「行政院長の指名権を踏みにじり違憲」という立場を崩しておらず、予算案の成立は予断を許さない。