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作成日：2008年9月10日_記事番号：T00010151
友達、チェコにモジュール組立工場設置へ
友達光電（ＡＵＯ）は、チェコにパネルモジュール組み立て工場を設置する計画を明らかにした。予定投資額は２億5,000万チェココルナ（約15億4,000万円）。設置時期、生産能力などの詳細は今月中に決定する予定だ。10日付工商時報が報じた。
友達はチェコ工場設置によって、欧州の顧客への供給スピード向上や、関税の負担削減が見込める。またチェコには既にサービス、修理センターを設立している。
欧州連合（ＥＵ）の規定で、ＥＵへの域外からの輸入には、パネルモジュールで５％、テレビ、モニターなどの完成品で14％もの関税がかかる。友達はこれまで、同じ明基友達グループ企業である佳世達科技（Qisda）のチェコ工場でパネルモジュールを完成させて出荷していた。
日韓のパネル大手各社もこの２年、欧州での工場設置を進めている。
