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高鉄のシャトルバス、来年から有料化へ


ニュース 運輸 作成日:2008年9月11日_記事番号:T00010163

高鉄のシャトルバス、来年から有料化へ

 
 台湾高速鉄路(高鉄)が運航する、一部の駅と市街地を結ぶ無料のシャトルバスが年末で運航停止となる。来年からは民間のバス会社が路線を引き継ぐことで有料化される見通しだ。11日付蘋果日報が報じた。

 高鉄が現在運航しているのは、▽桃園▽新竹▽台中▽台南──の各駅で計5路線。交通部公路総局は11日、民間のバス会社の申請を受け付け、来年から計12路線を運航する計画を明らかにした。停車するバス停の数を4~5地点に抑え、乗車時間を30~40分間にする予定だ。現在民間のシャトルバスは39本あり、迂回(うかい)することなどから、ほとんどがおよそ1時間かかる。

 乗車料金については、17日の会議で協議されるが、現行の民間バスよりも高くなる見通しだ。高鉄は、民間バス会社と提携して乗車割引を提供する考えを示している。なお、現在高鉄は無料シャトルバスの運行に年間2億台湾元(約6億7,000円)を投じている。