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アジア太平洋金融センター計画、エリア5位に向け推進


ニュース 金融 作成日:2008年9月11日_記事番号:T00010164

アジア太平洋金融センター計画、エリア5位に向け推進


 行政院金融監督管理委員会(金管会)は10日、台湾金融業界の国際競争力向上を目指す「アジア太平洋金融センター計画」の会議で、今後4~8年以内に▽シンガポール▽香港▽シドニー▽東京──に並ぶ5大金融センター入りを目指すという報告を行った。11日付経済日報などが報じた。

 同計画との関連で設置される「金融特区」の候補地としては、▽世界貿易中心南港展覧館(台北市南港区)に隣接する「南港台湾鉄路(台鉄)整備工場」(10ヘクタール)▽信義計画区の「台鉄台北修理工場」(16ヘクタール)──が内政部営建署より挙げられている。当初は華光特区(台北市愛国東路、3ヘクタール)が有力視されていたが、中華郵政ビルの移転に4年かかることなどが、デメリットとなっている。葉世文営建署長は、これら2カ所は建設物もなく同計画に適しており、早ければ2010年には着工できると指摘した。

 10日の会議では、関係官庁による「アジア太平洋金融センター創設協調委員会」の名称を「推進委員会」に変更することが決まった。