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宝成集団、台中で大型ショッピングモール開発


ニュース 建設 作成日:2008年9月11日_記事番号:T00010169

宝成集団、台中で大型ショッピングモール開発


 世界最大の製靴受託メーカー、宝成国際集団が主導する台中市の「整体発展区(総合発展区)」の第1区画自主再開発計画が、2009年初めに着手されるもようだ。台中港路と安和路の交差点角地に位置する4,000坪以上の用地には大型ショッピングモールを開発する計画で、統一企業(ユニプレジデント)、潤泰集団、遠雄集団(ファーグローリー)などの域内資本のほか、モルガン・スタンレーやメリルリンチなど海外からも提携への強い興味が示されているという。11日付経済日報が報じた。

 業界関係者によると、55.82ヘクタールの面積を持つ第1区画開発には、既に85%以上で地主の同意を得ており、来年開発に着手し、10年には用地が引き渡される見通しだ。用地開発は宝成傘下の宝慶開発が請け負い、建設は新たに設立する精湛亜太建設が請け負う。第1区画の総開発経費は約30億台湾元(約101億円)とされ、市場予測では開発による利益は100億元を超えるとみられる。 

 「整体発展区」の総面積は1,394ヘクタールで、14の開発区画に分けられている。そのうち最も注目されるのが西屯区に位置する第1区画と南屯区に位置する第2、3、4区画だ。これら4つの区画はいずれも中山高速公路、中彰快速道路および台湾高速鉄路(高鉄)沿いに位置し、新市政中心や中部科学園区(中科)にも近く、発展が期待されている。